忘れないようにメモをとる

気ままに自由にゲームやらなにやら書きたいときだけ書く備忘録。ネタバレも好みも自分にしか配慮してませんので読まれるかたは自衛をお願いします。

古書店街の橋姫々をクリア

古書店街の橋姫々をクリアしましたー
BLゲだと思わずに直感で買ったのですごくびっくりしました。
すごく!
まぁ、問題はない!
というか、もしや初BLゲなのでは……?
というわけでわくわくしながらガンガンクリア。
一周目の水上固定ルートも新鮮でした……最初全滅ルートとかはわりと他のゲームでもあるんですが、まさかの選択肢一切なしの水上固定
好きなので構いませんが!その後もわりと選択肢少ないので迷子になる可能性はほぼありません。
安心安全
ちなみに攻略は↓

手をとらぬ→水上ルート
手を取る→川瀬ルート


手を取らぬ→手をとる→花澤ルート
手を取らぬ→払う→腕をとる→博士ルート


手を取らぬ→払う→見て見ぬ→取る→能面の男ルート


……ね!私がメモれるぐらいには簡単仕様です。
公式様の雰囲気見て、シナリオ読み続けることに苦痛を感じないかたは是非どうぞー

と、前置きはこの程度にさせていただき、ネタバレ感想に移ります。


水上が正ヒロインでした
もうこれに尽きる気がする……
どのルートいっても主人公は水上大好きすぎですよね、
誰とはいいませんがファイト!
この人、ほんとなんでこんなざくざくお菓子食べる感覚で自害するのかな、と最初のルートやったとき思ってたわけですが、すべてルート終わった今となっては納得。
なるほどなー

元々こいつには罪の意識がかなりあったんだな、と。
自覚もしてただろうけどそれ以上に無意識にあったんだなって。
小さい頃何度も何度も主役を助けるために時間を巻き戻し巻き戻し(26回ぐらいでしたっけ?)
そしてその代償に主役のお母さんあやめてしまうんですもんね。
そのうえ橋姫の使えるんだか使えないんだかわかんない能力、そして目をつけられやすい厄介な能力を主役に渡しちゃうんですからほんと……お気の毒というか…

なんというか、もっと表情とか反応とかしっかり出してきてもいいのよ……?ってなるキャラクターでした。
嫌いじゃない。
そしてトンでもない虚言をはくんですよね。
これは癖だろうか。

主役の興味をひくためだけに帝都大うかったとかいうし、服も用意しちゃうし、むしろ通うし、未来でも主役のために橋姫能力は自分がもってるって庇ってトンでもない罪をかぶるという……ほんと嫌いじゃないです。
全てにおいて主役で世界が回ってる。

好きです。
そしてあんまりにも主役に求めるものがないの、どうなの。ほんと、お前……!

自害も結局は主役への気持ち自覚して、今まで主役の物語にいかされてたけどそれも完結して、やることなくなったからっての、ほんと……
主役>越えられない壁>他でした。
そして止めるために時を越えた主役に対しては、誰かのためにやったこと=主役に対しては悪いことが起こるルールを発動することを恐れて結局……とか、ほんと……どうしようもない。
どこまでも主役というか、玉森さん中心でした。


まぁそりゃ、店主というか、未来の玉森さんも好きにならざるおえないと思う。
店主は水上が店にやって来るたびに何を思ってたのかなっていうのは気になるところ。
だって何十年ごしの恋ですよ?
水上との恋はわりと応援してくれる人が多くてよかったなって気もします。
店主も奥さんも水玉派。
店主、ほんと主役が水上選ぶときの反応と川瀬選ぶときの反応が違いすぎて面白いですよね、

ほんと面白い。
川瀬に関しては、こいつ…………!!!となりました。
ツンデレというのか……こいつは……?
ツンデレっての、私にはいまいちわからなくて川瀬はツンデレなのですか……?
でもまぁすごい毒舌です。
だよね?~するよね?とかっていう文字にすると一見やわらかそうな口調ですが、すごく毒です。
言葉と思ってることが大分違うんですよね。……本心かもしれないけど、こいつ好きか、害になることしてこなきゃ無関心タイプですよね。
あぶねぇ現実にいたらぜったい避けるタイプ。
主役に関してはかわいい、とかきれい、とか思いまくってるけど言葉は毒しかはかないタイプです。好きな人はほんと好きだと思う。

大半はあーだよなーとか思いながらプレイしてたんですが、驚愕することが一つ、

……何度も何度も主役を助けるために過去水上が繰り返してたのお前のせいだったのな!っていう……
こいつ、主役をあやめようとしてました。過去。
すっごいびっくりした……
たぶん玉森さんうっかり足滑らしてあー!みたいな自滅もあっただろうけど、ほんと。まじか……とうっかり現実で呟いてしまいました。

でもまぁほんとに努力家なんだろうなぁって。
それだけに川瀬をはめたときはほんとに罪悪感でどうしようもないぐらいな気持ちになりました……古書店街の橋姫は対象キャラにたいしても、まじかよ……となるの多かったですが、主役に関してのまじかよ……ってなる率も多い面白いゲームでした。

川瀬ほんと、ごめん……みたいな、
でも店主の記憶覗いた川瀬の絶望感とか一番萌える。ごめん……
水上大好き店主の記憶はほんと川瀬に対して酷だと思う……でもそういう川瀬が好きです。


花澤に関しては、私ほんと、主役が花澤に助けを求めて地下室であの、能面の男にざくっとやられたところが印象的すぎてもう、
主役なに逃げてんだよ!って、いや逃げてもいいけど、必死すぎて花澤のこと助ける気も感じ取れない感じがもう頭を抱えてしまいました。
そんななかアンをお仕置きのために入れるのも頭が痛い……
びっくりしたほんと。人間くさすぎるだろう…!
案の定ざっくりですし。
花澤エンドに関してはそこまでやらなきゃ花澤は止まれなかったんだろうなぁ、と。
まっすぐすぎたんだろうなぁ。
たぶん玉森たちに会わなければ他の将来にいけてただろうなって思います。
まっすぐ捻れた感。

そして小さい川瀬は可愛すぎますね。
玉森殺害しようとするぶっそうな可愛さですが。小さい頃花澤に嫉妬していいのか玉森に嫉妬するべきなのかわかんなかっただろうな、川瀬……
でもなんで花澤のお父さんは花澤に玉森と距離置くようにいったんだろうね。設定資料集読んだらわかるんでしょうか…うーむ、


博士に関しては、もう水上が表ルートならば博士は裏ルートだなって!
私、博士ルートでは失明した博士を置いてきぼりにしちゃうのほんと、辛くて仕方なかったです。
玉森いなくなったあとあの世界の博士はどうしてるのか想像してほんと、どうしようもない…
胸が痛い…
駄目なんですよほんと、こういうの。
某ともだちこれくしょんもどうぶつのもりももし、私がいなくなったらこの世界の子たちは……みたいなことを考えるとほんと無理……ってなる。辛いー
ループものの醍醐味でしょうが辛い。

博士の献身的な愛情表現を無下には出来ないよね。
好きです。

まぁ博士は水上とは違ってわりとしっかり見返り期待しますけど。
見会わないものだろうが、しっかり要求するところ、やっぱり違うよね。

でも彼の玉森至上主義はほんとびっくりします。
主義というか、玉森という存在を愛してるんですね……
その辺はアビスをやってきた私にとって理解できないところですが、まぁだからこそ、好きなのかもしれません。
……だってさ!ルークいってたじゃないですか、
同じ体験してきたイオンはお前しかいない!って。


もうほんと丸っと無視ですからね博士。
もし川にぼちゃんと落ちてなくなっても別の世界の君に会いに行くって言い切りましたからね。あれ、本気だよたぶん。

そして、問題の最終ルート!
どんでん返しのカオルくんルート!
………………私、あまりびっくりしなかったです。
じつはこの幻想と現実と~とかいってる時点でもうこうなるのでは…と予想してまして。
きたきたきた!みたいな感じで嬉しかったです。
そしてカオルほんとかわいいですよね~
十年以上一緒にいても私ならば親心しかわかないと思うのでやっぱり主役の気持ちは一生わかんないだろうけど、だからこそ考察しがいがあって好きです……


全体的に楽しかったですー